新技術・新製品等構想部会:第5回

前回出たアイディアの実装面を検討しました。

 

リサーチの結果、掲げたコンセプトには既存製品ありでした。

そこで、新たに提起された『ニッチな社会ニーズ』に関しての議論がなされました。

 

高齢者の事故防止

高齢者の事故防止をテーマに、ある種の注意喚起デバイスのアイディアがとりあげられました。

 

その場でリサーチしてみたところ、類似商品は見受けられるものの本規格品と機能が重複するものではないことが分かりました。

その上で、大学発+福祉テーマで、公的な開発補助金(2/3)の可能性も広がることも確認できました。

 

部会メンバーの地元であるK市の福祉系開発補助金が充実していることから、当該メンバーが経営する企業を中心の立ち上げも模索することになりました。

 

その他、本規格品のHow to UseもQRコード経由で参照可能にするなどの実装レイヤーのアイディアも提起され、活発な意見交換が為されました。

 

その他のディスカッション

透明な珈琲ミルで、小さな子供と一緒に珈琲豆を挽くこと自体を時間をかけて愉しみたいといった、

子育て30代世代に向けた「タイパ」へのアンチテーゼとでも言えそうなアイディアも提起されました。

 

また、微生物分解トイレのマーケットとして適用可能な分野の模索や、NIT MOT 修了生のシーズの俯瞰・深掘りを可能にするプラットホームや、能登地震の「いま」に対するお困りごとの探索が必要ではないか?等の自由な発想を交歓しあう、日工大MOT修了生や実務家教員らしい議論が盛り上がりました。